健康診断を受けて結果を見ると『高血圧』という診断結果。

 

よく世間では高血圧は良くないと言われるけど、
そもそもなぜ良くないのでしょうか?

 

それは高血圧が続くことで
様々な病気を引き起こす可能性があるから。

 

病気だけならまだしも命にかかわることもあったり。というのもこれを書いている私自身、小さい頃にとても世話をしてくれた従兄弟がまだ35歳という若さにもかかわらず高血圧によって心筋梗塞になり帰らぬ人になってしまいました。

その時の、残された5歳になる子供、奥さん、妹、そしてなにより両親よりも早く帰らぬ人となったことによる親族の悲しみ。

その時の悲しみとは見ていられないほどでしたし、私自身も深い悲しみに襲われてしまいました。

 

これを読んでいるあなたにはそうなってほしくありません。

なので高血圧になった原因をしっかりと見極めて生活を見直し対策を打っていきましょう。そして、周囲の人を悲しませないようにしてください。

 

というわけで、今回は高血圧になってしまう原因とその理由をわかりやすくご説明したいと思います。

 

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高血圧になってしまう原因

 

高血圧というといろいろなことが原因で引き起こされたりします。

 

原因をしっかりと突き止めないと、
間違った対策を行ってしまい、
一向に血圧が下がらないなんてことにも。

 

そうならないためにもしっかりと高血圧になった原因とその理由を知り予防を行うようにしましょう。

 

◉塩分の摂りすぎ

 

高血圧には塩分の摂りすぎによってなるというのはよく聞くかと思います。なのでお医者さんから食事をとる際は『塩分を控えるようにしてくださいね』なんて言われますよね。

それに調べると必ずと言っていいほど、どこにでも書いてある高血圧を引き起こすと言われる原因の塩分。

しかし、塩分が多い食べ物ほどご飯が進み美味しい現実。だから控えるにもなかなか控えられませんよね。

 

それに『控えるように』なんて言われても

 

『なんで塩分を控えないといけないの?』

 

これについてしっかりとした説明をしてくれないので塩分を控えないいけないと思ってもイマイチ納得できないから結局いつも通りの食事。

 

ということでなぜ高血圧の予防に塩分を控えないといけないのか。

これについてお話ししたいと思います。

 

人間の体には恒常性(ホメオスタシス)といって体の中を一定に保つ働きを持っています。

塩分濃度もそう。一定の濃度を体内にとどめようとする働きがあります。

 

しかし、塩分を取りすぎるとどうなるでしょうか?血液(水分)の中にたくさんの塩分が入ってきます。そうなると塩分濃度の高い血液が出来上がります。

 

ここで恒常性という働きが作用します。塩分濃度の濃くなった血液を薄くするために水分を取り込みます。そうすることで血液の塩分濃度を正常に戻そうと働くんですね。

 

しかし、水分を取り込むわけですから一時的に体内に水分がたくさん溜まってしまいます。

水分がたくさんたまってしまうことで血流量(水分)が増えます。そうなるとどうなるか。

 

心臓がたくさんの水分を押し出さないと
血液がうまく循環しない。

ゆえに血液を押し出す力が増すことで血管に負担がかかり血圧が上がってしまいます。

 

塩分を摂りすぎ、水分を体内に取り込み増えた血液量。その増えた血液を全身に流すには心臓がいつも以上に働かないといけなくなり心臓に負担がかかる。

それだけでなく通常よりも血液量が多くなっているので血管にかかる負担も大きくなってしまう。

 

このサイクルが続くことによって血圧の高い状態が続き、高血圧になってしまいます。

今の時代、買った食べ物の中に知らず知らずのうちに大量の塩分が含まれていることが多いです。例えば、ソーセージやハムなどといった加工食品が代表的ないい例。

これらをよく食べていると知らぬ間に塩分の取りすぎによる高血圧なんてことにもなっているので要注意です。

 

◉糖質の摂りすぎ

 

これは最近(?)よく言われるようになってきた高血圧の原因。塩分の取りすぎによりなる高血圧と似ていたりします。

一見関係なさそうですが、高血圧と糖質の取りすぎは非常に密接に関係しているので、もし糖質をよく摂っているなんていう自覚があるなら今回の高血圧になる理由をしっかりと理解し、予防をしましょう。

 

ではなぜ糖分の取りすぎが高血圧を引き起こすのか?その理由にいってみたいと思います。

 

そもそも砂糖を水に溶かすとどうなりますか?少しですがドロドロしますよね。

また、熱したり温めたりすると濃度がより高まることでさらに粘度が高まってドロドロになりますよね。

 

 

砂糖水を熱するとキャラメルになるのは知っていますか?口に入れるとネチャネチャしますよね。糖質を摂ることで血液内にたくさんの糖質が流れ込み、その結果、血液がドロドロになります。

 

それだけでなくさらにドロドロにしてしまうのが人間の体温。糖質の濃度が濃くなった血液が体温によって温められることによってよりドロドロになってしまう。

 

ドロドロになった砂糖水って流れにくいですよね?糖質がたくさんある血液も同じでドロドロになると、とても流れにくくなってしまいます。

 

血液が流れにくくなってしまいますが、血液は全身に流さないといけません。そうなると心臓が頑張ってドロドロになった血液を全身に流れるようにいつも以上に強い力で血液を押し出します。

 

ドロドロな血液なので流れる際に血管にも負荷をかけてしまいます。その結果が高血圧ということになります。

なので糖質の摂りすぎが高血圧の原因ということにつながってきますので、もしケーキやお菓子といった甘いものだけでなく、ご飯やパンやラーメンなどの麺類をよく食べるなんていう場合は気をつけたほうがいいかもしれません。

 

塩分の取りすぎによるものと糖質の摂りすぎによるものでは一見、心臓に負担をかけ、血管に負荷をかけてしまうといった点では同じ理由で高血圧になりますが、対策としては全く違うものになってくるので注意が必要になってきますので、しっかりと私生活を見直してみてください。

 

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◉不規則な生活習慣

 

人間の体には本来リズムがあります。どういったリズムかというと、陽が昇れば活動して、陽が沈めば休息するというリズム。

歴史を遡るとこのようなリズムで人間は生活をしていました。それが少なくとも2000年以上は続いています。

 

しかし、現代は違います。『夜勤』などといった仕事により人間が本来持っているリズムが崩れてしまう傾向があります。

また、それだけではありません。電気などによって夜でも明るいので活動時間がズレてくることで本来の体のリズムが崩れたりもしています。

 

そのせいで体のリズムが狂うことで不規則な生活習慣になってしまいます。

 

ではこの不規則な生活習慣がなぜ高血圧に関係してくるのか?その理由ですが、それは生活習慣のリズム以外にもリズムがあるから。

どんなリズムかというと心臓がわかりやすいかと思います。普段から心臓は絶えず動いていますよね。運動などをしない限り、ほぼ一定のリズムで動いているのは鼓動を聞くとわかるかと思います。

 

 

普段活動している時は心拍数が上がり、
休息(寝ている)時は下がる。

 

普段から一定の生活ができているのであればそこまで心配する必要はありません。

例えば朝は7時に起きて8時に出勤して、18時から19時までに帰宅するなどといった一定のリズムがあれば心臓にかかる負担もそれほど不規則にならないので心配ありません。

 

しかし、交代勤務になるとどうでしょうか?

例えば日勤だと8時に出社して18時に帰宅。夜勤だと20時に出社して6時に帰宅。

特に毎週のように日勤と夜勤を交代して行っているような仕事ですとリズムが一定しないので、日勤から夜勤に変わるときなんかが特に負担がかかります。

 

今まで休息していた(ゆっくり動いていた時間)に活動しないといけなかったり、また活動していたときに休息しようとするので寝付けないなんてことにもつながります。

 

リズムが一定でないので今まで休息していた時間が、活動する時間に変わることで活動するために必要な血流を良くするということに驚いてしまい、血管に負担がかかってしまいます。

 

こういった理由から不規則な生活習慣が高血圧を引き起こす引き金となっているのです。

また出社時間は一定でも帰宅時間がバラバラで、休息の時の負担が一定にならないことも血管への負担をかけるといった意味では同じになってくるので気をつけることが必要です。

 

交代勤務よりはマシと言えますが、それでも体のことを考えると気にしないといけません。

 

◉閉経による高血圧

 

特に女性に当てはまることです。

 

閉経することで女性ホルモンの分泌が
なくなることが大きく関係しています。

月経があったときは女性ホルモンのエストロゲンを出すように脳から指令がいっていましたが、閉経することで卵巣がエストロゲンの分泌を行わなくなります。

そうすると脳が混乱します。

 

脳は自律神経系もコントロールしているので脳が混乱することで自律神経系も乱れてしまいます。自律神経はいろんなものをコントロールしています。呼吸、発汗、消化、血圧など。

 

しかし、自律神経が乱れてしまうことで今までのリズムが狂うので血圧のリズムも狂ってしまい、高血圧を引き起こしてしまいます。

 

◉更年期による高血圧

 

こちらも特に女性に当てはまること。

特に更年期を迎える50歳以降、予備軍を含めると高血圧になる女性は半数以上にのぼりますし、高血圧と診断された方でも40代以上の女性よりも倍以上の女性が発症しています。

 

なぜ更年期が高血圧と関係しているのかという理由ですが、閉経同様にエストロゲンという女性ホルモンが大きな原因になっています。

というのも動悸やイライラ、めまいやほてりなどといった更年期特有の症状は女性ホルモンの一種であるエストロゲンの減少によって、今まで一定に保たれていたホルモンバランスが乱れることで引き起こされると言われています。

 

更年期になるとエストロゲンの分泌が減ってしまいますが、脳はエストロゲンを出すように命令します。

しかし、エストロゲンを出す機能が衰えてしまっているとうまく出せません。それでも脳は出すようにずっと指令を出しますが、一向にエストロゲンは分泌されません。

 

その結果、大げさに言うと脳が混乱してしまいます。脳は自律神経も一定に保つ働きをしていますが、エストロゲンの分泌がうまくいかないことでリズムが乱れてしまい自律神経も乱れてしまう。

 

先ほど、閉経のところでも述べましたが自律神経には血圧だけでなく呼吸や発汗なども関係しています。なので自律神経が乱れると血圧が高まってしまうということになります。

 

◉肥満

 

肥満になるだけで高血圧になる確率は格段に上がります。自分が肥満かどうかを知るにはBMI指数で計算するとある程度の基準になります。

体重(kg) ÷【身長(m)×身長(m)】

によって数字を出すことができます。この計算式によって25という数字以上が出た場合、肥満と言ってもいいでしょう。

 

また今の時代、隠れ肥満なんていう見た目も普通で体重も普通の人もいるのであくまでもこの計算式による肥満は目安だということを覚えておいてください。

もし、隠れ肥満かどうか心配な場合は病院へ行き診察を受けるか市販の『体組成計』という機能のついた体重計で測るようにしましょう。

 

 

ではなぜ肥満が高血圧と関係があるのか?

 

肥満になると脂肪が多く体に付きます。脂肪が多くつくことで体の中を通っている血管を圧迫してしまいます。

圧迫していても血液を流さないといけないので圧迫されている血管に血液を流すためにはどうするかというと、心臓が強く動くことで血液を流します。

 

しかし、肥満の状態が続くと心臓もずっと強く動かないといけなくなり、血管も常に内臓による圧迫と、血流による負荷のサンドイッチによって負荷が強くかかってしまいます。

 

なので高血圧の原因として肥満があると言えるのです。

 

◉妊娠による高血圧

 

そんなことあるの?!

 

そう思うかもしれませんが妊娠中に高血圧になる人もいたりします。一般的に妊娠20週以降に高血圧になり産後12週までには正常に戻ると言われています。

なので放っておいても大丈夫。なんていう見方もありますが、通常とは違い異常になるので心配になりますよね。

 

しかし、原因は明らかになっていないのが現状なのですけれども、妊娠中に高血圧になる多くの人は以前から腎臓病や糖尿病や高血圧を発症していたり、肥満であったり高齢出産や初産婦であると高血圧を発症する確率が高いそうです。

 

では東洋医学では、どのようにして妊娠中の高血圧を考えているのか。

そもそも妊娠20週以降になると赤ちゃんに体も出来上がり、あとは成長するのみ。

体が出来上がるまでは赤ちゃんの体を作り上げるまでにたくさんのエネルギーを必要としていましたが、体が出来上がるとそこまでエネルギーを必要としなくなります。

 

そうなるとどうなるのか?今まで赤ちゃんにエネルギーを渡すためにたっぷりと栄養を摂る(食事をする)習慣がありエネルギーを取り込んでいたのが、赤ちゃんへ渡すエネルギーが不必要になるものも出てくる。

 

そうするとエネルギーが余ってしまいます。エネルギー発生している時は人間の体では熱も発生します。熱が発生することで普段より血液が流れることで血管に負担がかかり血圧が上がると東洋医学では考えられています。

 

◉腎臓が原因で起こる高血圧

 

高血圧に腎臓は関係ないと思われるかもしれませんが、実は大いに関係のある腎臓。

なぜ腎臓が高血圧と関係があるのかというと、腎盂腎炎(じんうじんえん)などの病気、動脈硬化が腎臓の中に通っている腎動脈の中で起きることによって水分や糖分や塩分などの排泄がうまくできなくなってしまいます。

そして、腎動脈に負担がかかってしまい血圧が高まってしまうのです。

 

◉薬によって引き起こされる

 

薬が高血圧にも関係しているのはご存知でしょうか?実は飲むことで血圧を高めてしまう薬も存在してしまうのです。

と言うよりも症状を良くするための作用といった方が正しいかもしれません。血圧を上げることで症状の緩和につながるということです。

ではどういった薬が血圧を上げてしまうのかというとうつ病に関する薬、喘息に関する薬、心臓病に関する薬が主に関係してきます。

 

◉体の歪み

 

体の歪みと聞いてもピンとこないかもしれません。人間の体とは正面から鏡を見たとき、体の真ん中を基準に左右対称でなければいけません。

 

例えば肩の高さ、耳たぶの高さ、目の位置の違い、骨盤の位置の左右差。

こういったものが左右非対称であれば体は歪んでいると言ってもほぼ間違いありません。

左右非対称に体が歪んでしまうことで血管も人間の目ではわからない程度にねじれたり圧迫されたりしている場所は血液の循環が悪くなってしまいます。

 

循環が悪くなることで流れにくくなりますが、そうならないためにやはり心臓が頑張ります。その結果、流れにくい場所では負荷が強くかかってしまい高血圧なんてことにつながってしまいます。

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか?高血圧と言っても様々な原因によって引き起こされるということは知っていただけましたか?

 

高血圧だからといって侮ってはいけません。原因が違えば対策は違うものになります。

しっかりと原因を突き止め、対策を打っていかなければ最悪の場合、命に関わる危険性も出てくる恐ろしい高血圧。

特に守るべき家族、愛する家族などがいる場合、しっかりと体調管理をし、高血圧を防ぐための対策や予防を行い、親族または周囲の人を悲しませないようにしてください。

 

高血圧を防ぐには何よりも普段の生活習慣を見直すことが大切です。しっかりと見直すようにしましょう!

 

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